プロサッカー選手として世界中を渡り歩き、今では実業家・監督としても注目を集める本田圭佑さん。彼のスタイルで一際目を引くのが、両腕に時計を身に着ける独特のファッションです。「なぜ2つ着けるの?」「意味はあるの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、本田圭佑さんがなぜ両腕に時計をつけるのか、その背景や意味、そしてガジェット好きとして気になる時計のモデルやスタイルについて、深掘りしていきます。
この記事を読んだらきっとあなたも両腕に時計を着けたくなること間違い無しです。
本田圭佑が両腕に2つの時計をつける理由とは?
本田圭佑さんが両腕に時計をつけ始めたのは、彼がACミランに所属していた2014年頃からと思われます。当時から注目を集め、テレビやSNSでも話題になりました。「右手と左手、どちらにも時計をつけるなんておかしい」と思う人もいましたが、そこにはしっかりとした理由があるのです。
2017年にパチューカに入団会見をした際には両腕にG-SHOCKをつけていたことでも話題になりましたね。

時差管理のための「ダブルリスティング」
もっとも知られている理由が「時差管理」です。彼は世界を舞台に活動しており、日本と海外、あるいは複数の国の時間を同時に把握する必要があります。例えば、家族が住む日本の時間と、自分が拠点を置く国の時間を同時に確認するには、2つの時計を使い分けるのがもっともシンプルで確実な方法。
このように両方の時間を同時に見ることを目的として、両腕に時計をつけるスタイルは「ダブルリスティング」とも呼ばれています。ビジネスパーソンの中にも、このスタイルを取り入れている人がいるほど、実用的な理由なのです。
ファッションとしての意味―バランスとおしゃれ
もちろん、実用性だけが理由ではありません。本田圭佑といえば、独自のスタイルとファッションにも定評があります。両腕に時計をつけることで、視覚的にインパクトがあり、彼のキャラクター性を際立たせているのです。
「おしゃれ」と「個性」を大切にする彼にとって、バランスの取れた左右対称のスタイルは、見た目の整った美しさにもつながります。時計を片方にだけつけるのではなく、右手と左手の両方に装着することで、視線を集め、堂々とした印象を与える。これは彼なりの“見せ方”の一部とも言えるでしょう。
加えて、ファッションにおいて時計は“ステータス”の象徴。本田さんが身に着けているモデルは、高級ブランドのものであることも多く、ビジネスシーンやSNSにおいても一種のブランディングとなっています。
過去には、イタリアの時計ブランド『GAGA MILANO(ガガミラノ)』の広告塔を務めていた経験もあり、腕時計の世界でもカリスマであることは間違いありません。
また、体のバランスを整えるという意味もあるかもしれません。超一流のスポーツ選手なので、そのあたりも相当気を使っているはずですよね。
あのマラドーナも?「2つ着ける」スタイルの系譜
意外にも、本田圭佑さんが初めてこのスタイルを取り入れたわけではありません。かつてのサッカー界のレジェンド、ディエゴ・マラドーナも、両腕に時計をつけるスタイルを貫いていました。彼もまた、違う時間帯の管理を理由にしていたとされています。
このように、2つの時計を着けるスタイルは、世界をまたにかけて活躍する人々にとって、単なるファッションではなく、“ツール”として機能しているのです。本田圭佑がこのスタイルを採用しているのも、そうした影響を受けた可能性があります。
まとめ:本田圭佑の「両腕に時計」は信念とスタイルの表れ
本田圭佑さんが両腕に時計をつける理由は、単なる目立ちたがりではありません。時差管理という実用性、そしてファッションとしてのインパクトとバランス、さらにはマラドーナのような偉人たちへのリスペクト――そのすべてが組み合わさった、彼ならではのスタイルなのです。
■本田圭祐オフィシャルHP:https://keisuke-honda.com
ガジェット好きにとっても、ダブルリスティングは興味深いテーマ。Apple Watchなどのスマートウォッチと機械式時計の組み合わせで、本田スタイルを真似てみるのも面白いかもしれません。かつては、「本田△」というネットスラングが生まれるほど、カリスマ性を持った彼の考え方に少しは触れることができるかもしれません。
2022年にはカタールワールドカップの解説(https://abematv.co.jp/posts/38852143)で再び世間の注目を集めましたが、2026年ワールドカップでも解説はしてくれるのでしょうか。そのときには彼の両腕の時計にも注目してくださいね。
「時計を両腕に」という一見奇抜な行動の中にも、信念と美学が詰まっている。それが本田圭佑さんという男の魅力なのです。いずれはいつかの日本代表監督で、ダブルリスティングを見てみたいです。
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