新卒で入社したての新人がロレックスを着けて出社する。果たしてそれは周りの印象としても「問題無い?」のだろうか。
新卒の新入社員がロレックスを使っても大丈夫か、気にする人もいるだろう。
結論から言えば、ポイントを押さえればロレックスは新卒の新入社員が着けてもTPOやモデルを間違わなければ問題ありません。
機械式時計の中で最も人気のある時計ブランドの1つであり、早くつけれるようになりたいと憧れる時計であることは間違いないため、本記事では、ロレックスを自然に身につけるためのコツや、ビジネスマナーについて解説していきます。
ロレックスを新入社員が着けるとどう見える?新卒への上司・先輩・同僚の本音
まず、最も気になるのが「どう見える?」という周囲の目線です。多くの日本企業では、新卒・新人に対して「謙虚さ」や「協調性」を求める文化がまだ根強くあることも事実です。
そのため、いきなり先輩よりも高い時計——とくにロレックスのような高級ブランド——を着けていると、「浮く」可能性は無いとは言い切れません。
特に上司や先輩がカシオやセイコーなどの実用的な腕時計をしている中で、新入社員が高級時計の代名詞であるロレックスをしていたら、癖のある年配の方には「新人のくせに生意気だ」と思われるリスクがあります。さらに、ステンレスモデルであっても、ロレックスの存在感は強く、すぐに気づかれやすいです。
入社してすぐ、周りの雰囲気がわからない状態で、いきなりつけるのは様子を見たほうが良いかもしれませんね。
3-4か月経ってから徐々に慣れてきて大丈夫そうであればつける、というのが良さそうです。
一方で就職した業界によっては最初からつけていくのも全然問題無いケースもあるので、周囲の環境次第でしょう。
ファッション業界や高級機械式時計を扱う店舗などでは、むしろプラスに働くケースもあります。
新入社員におすすめのロレックスと新卒は避けるべきモデル
とはいえ、すべてのロレックスがNGというわけではありません。実はロレックスの中にも、主張が控えめでビジネスに馴染むモデルがあります。
たとえば、「エクスプローラー36」や「オイスターパーペチュアル」はシンプルで落ち着いた印象のため、新入社員が着けていてもそこまで違和感を持たれにくいでしょう。また、「サブマリーナ」や「デイトジャスト」もステンレス素材のタイプであれば許容範囲でしょう。
■エクスプローラ36 : https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/m124270-0001
■デイトジャスト:https://www.rolex.com/ja/watches/datejust/m126300-0005
定番モデルは信頼感もあり、時計に詳しい上司から話しかけられるきっかけになることもあります。
また取引先の方も時計好きの方であれば、話が弾むこともあるかもしれません。
逆に金無垢のロレックスは考えたほうが良さそうです。ギラギラとしたゴールドの輝きは、どう見ても派手な印象を与えてしまい、浮く可能性が非常に高いです。入社早々、社内で目立ってしまうのはリスクがあります。
ロレックスを選ぶ前に考えたい「TPO」と新卒の立場
結論から言えば、ロレックスを新入社員が着けること自体は「問題無い」ですが、「周囲の環境」と「自分の立場」をしっかり考えることが重要です。
業界によっても判断基準は異なります。たとえば、ファッション業界や外資系企業などでは、ブランドに対して理解があり「センスの良い新人」として好意的に受け取られるケースもあります。しかし、堅めの業界では、派手な時計は「空気が読めない新人」と思われがちです。
また、「親に買ってもらった」「大学時代のバイト代で買った」という背景があったとしても、それは社内では伝わりません。あくまで“高そうな時計をしている新人”として見られてしまう点は注意が必要です。
無難にいくなら、ロレックスは少し温存しておいて、仕事に慣れてから着け始めるのも一つの手です。最初のうちはシンプルな3〜5万円程度の時計で十分。数年後、実績を積んだ自分へのご褒美としてロレックスを選ぶ方が、説得力も感じられます。
まとめ:ロレックスは新卒の新入社員がつけてもOKだか、周りに配慮しよう
ロレックスを新入社員が着けることは、NGとは言えません。ただし、「どのモデルを選ぶか」「どんな職場環境か」「周囲とのバランスは取れているか」を冷静に判断することが必要です。
- ステンレス製のエクスプローラー1やオイスターパーペチュアル、デイトジャストは比較的好印象
- 金無垢や派手なモデルはやめた方が良い
- 同僚や上司、先輩との関係性、社風に応じて慎重に
周囲から浮かないように配慮しながら、自分らしい時計選びをしていきましょう。ロレックスは焦らずとも、いつかきっと似合う時が来ます。早く仕事もバリバリできるようになって、カッコいいロレックスの機械式時計が似合うビジネスマンになれる様、努力することも大切ですね。
関連記事

